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日別アーカイブ: 2026年8月17日

寺口建設のよもやま話~老朽化するインフラを~

皆さんこんにちは!
株式会社寺口建設、更新担当の中西です。

 

~老朽化するインフラを~

 

私たちが毎日のように利用している道路。その道路をつなぐために欠かせない構造物の一つが「橋」です。

川を渡る橋。
鉄道をまたぐ橋。
高速道路の高架橋。
山間部の谷を越える橋。
歩行者専用の橋。

普段は何気なく通っている橋ですが、その一つひとつが人や物流を支える重要な社会インフラです

しかし、橋は一度建設すれば永久に使えるわけではありません。

雨や風。

自動車の荷重。

寒暖差。

紫外線。

海沿いなら塩分。

積雪地域なら凍結や融雪剤。

さまざまな環境の影響を何十年も受け続けています。

そのため、時間の経過とともに劣化が進み、

ひび割れ。

鉄部の腐食。

塗膜の劣化。

伸縮装置の損傷。

床版の傷み。

支承部分の劣化。

などが発生することがあります。

そこで重要になるのが、橋梁工事業です✨

新しい橋をつくるだけでなく、既存橋梁を点検し、補修し、必要に応じて更新する。

今後の橋梁工事業では、この「既存インフラを守る仕事」がますます重要になっていきます。

今回は、橋の老朽化という視点から、橋梁工事業の需要について詳しく見ていきましょう。

橋は毎日大きな負荷を受けている

道路橋には、毎日多くの車両が通行します。

乗用車。

トラック。

バス。

大型トレーラー。

橋によっては、一日に何千台、何万台という車両が通過することもあります

そのたびに橋には荷重がかかります。

もちろん、最初からそれを想定して設計されています。

しかし何十年も繰り返し負荷を受ければ、少しずつ部材に疲労が蓄積します。

さらに雨や湿気によって金属部分が腐食したり、コンクリートにひび割れが生じたりすることがあります。

橋梁は、

「一度つくったら終わり」

ではなく、

使いながら守り続ける構造物

なのです。

点検から始まる補修需要

橋梁工事で重要なのが点検です。

見た目だけでは、

内部の劣化。

細かなひび割れ。

腐食。

を判断できない場合があります。

そこで専門業者が、

橋の下。

桁。

床版。

支承。

伸縮装置。

などを確認します

劣化が小さいうちに発見できれば、部分補修で済む可能性があります。

しかし長期間放置すれば、

補修範囲が拡大。

大規模な交通規制。

架け替え。

が必要になる場合もあります。

そのため、

早期発見・早期補修

という予防保全型の考え方が重要です。

コンクリート橋の補修需要

橋にはコンクリートを使ったものがあります。

長期間使用すると、

ひび割れ。

剥離。

鉄筋腐食。

などが発生する場合があります。

コンクリート内部の鉄筋が腐食すると、膨張によって表面が割れることもあります。

そのため、

ひび割れ補修。

断面修復。

表面保護。

防水。

などの工事が必要になります

橋の劣化状態によって最適な工法が異なるため、施工会社には専門的な判断力が求められます。

鋼橋の塗装・防食需要

鋼材を使った橋では、腐食対策が非常に重要です。

塗装には、

見た目をきれいにする。

という役割だけでなく、

金属を錆から守る

という大切な役割があります

長年使用すると塗膜が劣化し、剥がれや錆が発生することがあります。

そこで、

旧塗膜除去。

下地処理。

防錆塗装。

上塗り。

などを行います。

海沿いや湿気の多い場所では腐食リスクも高くなるため、定期的な防食工事への需要があります。

伸縮装置の交換需要

橋の端部などには、温度変化による橋の伸び縮みに対応するための伸縮装置があります。

夏は膨張。

冬は収縮。

橋はわずかに動いています。

この動きを吸収するために設置されているのが伸縮装置です。

しかし車両が通過するたびに負荷がかかるため、摩耗や破損が起こる場合があります。

劣化すると、

大きな走行音。

段差。

振動。

などが発生することもあります

そのため交換・補修工事が必要になります。

⚙️支承部分の更新需要

橋桁と橋脚の間には「支承」と呼ばれる部材があります。

橋の荷重を支えながら、温度変化や振動による動きを吸収する重要な部分です。

しかし支承も長期間使用すれば、

腐食。

変形。

機能低下。

が発生することがあります⚙️

支承交換では橋桁を一時的に持ち上げるような特殊作業が必要になる場合もあり、高度な技術が求められます。

こうした専門施工ができる会社は、橋梁維持管理で大きな役割を担います。

️高速道路の大規模更新需要

高速道路は物流と人の移動を支える重要なインフラです。

毎日多くの大型トラックが通行し、橋梁にも大きな負荷がかかります

そのため、

床版交換。

防水。

伸縮装置交換。

桁補修。

塗装。

など、大規模な更新工事が必要になることがあります。

高速道路では長期間完全に通行止めにすることが難しいため、

夜間施工。

車線規制。

片側通行。

など、交通を確保しながら施工する技術も求められます。

夜間工事への需要

橋梁補修では交通量の少ない夜間に施工することがあります。

昼間は通常通行。

夜間だけ車線規制。

朝までに復旧。

という工事です

短時間で、

規制設置。

施工。

片付け。

規制解除。

まで完了させる必要があります。

そのため、

施工技術。

工程管理。

人員配置。

のすべてが重要になります。

交通を止めないための施工力

橋は道路の一部です。

工事だからといって、何か月も道路を完全に閉鎖できるとは限りません。

特に、

高速道路。

幹線道路。

通勤道路。

では交通への影響を最小限にする必要があります。

そこで、

片側ずつ施工。

夜間だけ工事。

仮設道路。

などを活用します

橋を直しながら交通も守る。

これも橋梁工事業に求められる重要な技術です。

熟練技術者への需要

橋梁工事は高所作業や特殊な環境で行われます。

橋の下。

河川上。

道路上。

高架橋。

現場によって条件が大きく異なります。

そのため、

仮設足場。

吊足場。

高所作業。

重量物施工。

などの専門技術が必要です

施工経験のある技術者は非常に重要な存在です。

施工記録も重要

公共インフラ工事では、

どこを。

どのように。

どの材料で。

補修したか。

を記録することが重要です

施工前。

施工中。

施工後。

を写真で記録し、品質を証明します。

デジタル写真や施工管理システムなどを活用することで、記録業務も効率化できます。

まとめ|これからは“橋をつくる”だけでなく“橋を守る”時代へ

橋梁工事業というと、新しい橋を建設する仕事を思い浮かべるかもしれません。

しかし今後ますます重要になるのは、

点検。

補修。

防食。

床版更新。

伸縮装置交換。

支承交換。

などの維持管理です✨

橋は地域の暮らしと物流を支えています。

もし橋が使えなくなれば、

通勤ルートが変わる。

物流が遠回りする。

救急車の移動にも影響する。

地域全体に大きな影響が出ます。

だからこそ、橋が安全に使える状態を維持する仕事には大きな価値があります。

「新しい橋をつくる技術」と「今ある橋を長く使う技術」。

その両方を担う橋梁工事業は、これからも日本の社会インフラを支える重要な仕事として高い需要を持ち続けるでしょう